久しぶりにXamppを使ってみる
Windows7で久しぶりにXamppを使う機会があったので起動してみたところエラーが起きて起動できなかった・・・ ログを見てみるとどうやらSkypega邪魔をしている様子。 Xampp Control Panelを見てみる。 なんでスカイプがPort80をわざわざ使ってるのだろう??Port443も使ってる。この2つのPortは通常HTTP,HTTPSで使う。
- HTTP:Port80
- HTTPS:Port443
どっちにしてもSkypeの設定を変えないとXamppのApacheは起動しないようだ。
Skypeの設定を変えてみる
Skypeを終了すればPort80 とPort443は使わなくなると思いますがそれだと根本的な解決にはならないので設定しなおしてみます。 Skypeメニューのツール>設定で設定画面を開いて、 詳細>接続に「使用ポート」の項目がありました。 追加の受信接続ポートに80と443を使用しているようです。このチェックを外せば良さそう。
設定完了してSkypeを再起動してみたらPort80と443が開放された!
Xamppの設定備忘録
ここから先はXamppのトラブル備忘録です。ローカルドメインの設定とかhostsの設定をする時、よく忘れるのでメモしておきます。
XamppのServiceがバッテンになっている
ここで、今頃気がついたのですが・・・Xampp Control PanelのServiceの部分がXマークになっているのは?なんだろう?こんな風になってたかな? バッテンの部分を押すとInstalling serviceと出る。このServiceの部分はインストールしたりアンインストールするチェックだったかなぁ? たしかTomcatは僕は使えないので、Apache,MySQL、Filezillaだけインストールしたとおもったので、コレで正常だと思う。 今回はワードプレスでゴミ箱に入れておいて消えた記事を見たいためにApacheとMySQLだけ起動させてみる。
問題無く起動した。
httpd-vhosts.confを設定してみる
ローカルのApacheとMySQLが起動したので備忘録を兼ねて設定を変更してみる。
幾つものサイトをローカルで開発するときは適当にローカルだけに使えるドメインを設定する必要があって、それを設定するファイルがhttpd-vhosts.confのファイル
C:\xampp\apache\conf\httpd.conf
# Virtual hosts Include conf/extra/httpd-vhosts.conf
があればhttpd-vhosts.confを読み込んでくれる。
C:\xampp\apache\conf\extra\httpd-vhosts.conf
NameVirtualHost 127.0.0.1 <VirtualHost beyjp> DocumentRoot C:/home/site/bey.jp ServerName beyjp <directory "C:/home/site/bey.jp"> Options Indexes FollowSymLinks ExecCGI order deny,allow allow from ALL </directory> </VirtualHost>
これを追加してみる・・・そう、このサイトのゴミ箱に入れた記事が何故か今朝なくなっちゃったのでローカルで調べている最中。
httpd-vhosts.confにvirtualHostを追加しただけじゃ見れないのでhostsにもローカルドメインを追加する。
hostsの設定
C:\Windows\System32\drivers\etc\hosts
127.0.0.1 localhost xampp phpmyadmin beyjp
ローカルアドレスのIPアドレス、つまり127.0.0.1にドメインを追加する。
同じIPアドレスに複数のドメインを設定するときは、半角スペースを入れて設定すれば良い。
Apache再起動できない・・・
Xampp Control PanelでApacheを再起動しようとして、Stopボタンを押しても終了しない。何度おしても終了しないので必殺技の登場!
C:xamppの中にある「apache_stop.bat」をダブルクリックすると強制的に終了する。
終了したら再びXampp Control PanelでApacheのStartボタンを押して、
Status change detected: runnningがでればOK
Xampp Control PanelでApacheを起動できても動いて無い時
C:xamppapache_start.batで起動するとコマンドプロンプトで起動してエラー内容が表示されるので対策方法がすぐに分かる。
エラーがでる
AH00548: NameVirtualHost has no effect and will be removed in the next release C: /xampp/apache/conf/extra/httpd-vhosts.conf:44
と出るので以下をコメントアウトしてみた。(Apacheのhttpd.confなどの設定ファイルでコメントアウトは半角の#)
#NameVirtualHost 127.0.0.1
このNameVirtualHost はApache2.4から無くなったのでエラーがでるみたい。
正常に起動できた時。ウィンドウを閉じるとApacheが終了する。
Access forbidden!が出る
ちゃんと設定したのに何故かアクセスできない・・・・(TOT)
多分Apacheを前にアップデートしたので設定方法が変わってアクセスできないのかな?と思って調べてみると、
directoryの部分に新たなオプションがでたみたい、
Require all grantedを以下のように追加すれば正常に表示されるようになった。
<VirtualHost beyjp> DocumentRoot C:/home/site/bey.jp ServerName beyjp <directory "C:/home/site/bey.jp"> Options Indexes FollowSymLinks ExecCGI order deny,allow allow from ALL Require all granted </directory> </VirtualHost>
phpMyAdminで直接ドメイン名を変更する
http://beyjp/wp-admin ←ローカル ここにアクセスしてログインすると、 https://bey.jp/wp-admin ←本番サーバ ここにログインしてしまうので、MySQLで直接設定してあるドメイン名を変更する。 wp-opsionsテーブルを表示させると一番上に「siteurl」があるのでこれを変更すればOK
https://bey.jpからhttp://beyjp(ドットがない)に変更してみる。
これでローカルのワードプレス アドミンページにアクセスできるようになった。 古いMySQLのデータを入れたらゴミ箱に120記事くらい残ってた。
ワードプレスのゴミ箱は保留期間があった!
今回のXamppを使うきっかけになった問題のワードプレスのゴミ箱に入っている記事が消えたのは・・・ゴミ箱の保留期間があったことが原因! 知らなかった!
だから今日100記事くらい消えちゃったのか。
まだ他のサイトに移動するのに使うので削除しないで欲しかったのに・・・(TOT)
ワードプレスの設定を変えて延長してみます。
wp-config.php
define('EMPTY_TRASH_DAYS', 700);
wp-config.phpに上記のように追加すれば700日間削除されないようです。
本番サーバーのほうはすでにゴミ箱の記事が削除されてしまいましたがローカルにゴミ箱の記事が残っているのでとりあえずこれで様子を見ます。
コメント