最近はSEO対策というのを全くしていない、というよりする必要があまり無くなってきたので楽で記事作成に没頭できるので助かっていますが、
サイトのメンテナンスというかSEO対策に近い施策としてアクセスの無いページをnoindexにする、という作業があります。
コレをすることによってサイトの評価があがりアクセスアップにつながります。
では、このサイト(ワードプレス)を例に作業してみます。(よく忘れるのでメモです。)
Google analyticsでアクセスの無いページを調べる
まずはGooglean alyticsにアクセスしてアクセスのないページを摘出してみます。
行動 > サイトコンテンツ > すべてのページ
こちらのページにアクセスして、「ページ別訪問数」の部分を2回クリックします。
そうすると矢印が上向きになって訪問数が低い順になります。
これらアクセスが少ないページは、
訪問数が低い=価値の無いページ(評価が低いページ)
と判断できると思います。
この訪問数が低いページをnoindexにしていくと、検索エンジンの評価が低いとみなしたページが検索エンジンにリスト化(インデックス化)されないので、
結果的に評価の低いページが減るので、サイトの評価が上がってアクセスが増えるということになります。
ワードプレスのページの種類
このサイトは適当に作った個人ブログなので特にURLも変えずワードプレス独自の記事URLになっています。
SEO的に他のカスタム構造のパーマリンク「カテゴリー/記事名.html」などのURLと比べて不利なんじゃないか?と思って実験的にワードプレス デフォルトのURLで運用してみましたが、
現在は狙ってURLをつけるのと適当に記事URLをhttps://bey.jp/?p=103などと自動的に記事番号を割り振るのと、どちらでもアクセス数は変わりないような気がしました。
要は、検索エンジンは賢くなって記事の内容を重視するようになったので小手先のテクニックは通用しなくなったというのが正解でしょう。SEO的に多少は関係あるかもしれないけど内容80%だとしたら0.2%くらいの感覚だと思います。多分
まぁ、でもこのサイト意外の他のサイトのパーマリンクはカスタム構造の「/%category%/%postname%」にしてます。この方が記事を作成したあともpostnameで記事を見なくてもどんな記事か判断できるので楽なのと、キチッと整理されていて満足感を得られるのでそうしてます。
余計な話が長くなってしまいました。スンマセン
ページの種類
ワードプレスのページは記事ページ・固定ページ、カテゴリー・月一覧などがありますが、特に訪問数の低いページは以下の4つになりそうです。
- 記事:?p=
- 月一覧:?m=
- タグ:/?tag=
- 添付ファイル:?attachment_id
この4つを主にnoindexにしてみます。
この他にも記事ページ一覧(/?paged=)、カテゴリー(/?cat=)、サーチ(/search?q=)のページもありますが、今回は対策しないでおきます。
記事ページは個別にnoindexにしないと無理っぽいですが他のページは一括でnoindexにできます。
記事ページは1ページづつ手動でnoindexをつける
やっぱり基本はインデックスさせない記事の編集画面から1ページづつnoindexにする作業です。ただ、これが結構な量あると大変な作業。
このサイトは幸いにpost番号がURLの一部なのでワードプレスの記事編集画面で番号を入れるだけで簡単に見つけ出せる。
例えば、1041だとしたら、ワードプレスの記事編集ページのURL
post=の部分に1041を入力すればアクセスできます。
記事編集ページでnoindexの手順
noindexはSEO設定でチェックを入れるだけの簡単作業です。
SEO設定が表示されてない場合は、右上のほうにある「表示オプション」をクリックしてボックスの一覧を表示させます。
SEO設定の項目もあるのでチェックを入れると表示されます。
これは1回やると次の記事編集ページからはSEO設定がずっと表示されますので初回のみチェックを入れるだけです。
あとは、「インデックスしない(noindex)」をチェックを入れて最後に更新ボタンを押します。
この作業を閲覧数が1とか2のページ全てにやります。単調でめんどうな作業ですね。
URLの後ろにキーワードなどが付いている場合
Google Analyticsを見ると、
「/?p=10445 ソウルから近い田舎の小さな別荘に行ってみる」
このようにURLの後ろにキーワードや、
「/?p=10363&relatedposts_hit=1&relatedposts_origin=10246&relatedposts_position=0 Xperia Z3 画面割れ対策 スマホ アームホルダー導入」
なにやら文字列が付いているページもあります。
このページはより詳細までみて判断しないとアクセスがあるページなのにnoindexしてしまうことになるので注意しましょう。
以下のようにURLの部分をクリックしてページに移動して、URLの右側の三角をクリックしてページ番号を入れて検索してみます。
そうすると元のページは月に5回アクセスあることがわかりました。このページ微妙にアクセス少ないのでnoindexにするか迷うところですが、このまま続行にします。
同様に、なにやら「relatedposts_hit(Pinterestの引数のようです)」のような文字列がついたページもチェックしてみます。
こちらもおおもとのページは月55回アクセスがあるのでnoindexにしてしまうともったいないと判断してこのままにしておきます。
これもなにやら「P」の部分が大文字になっているページもあって・・・これなんて月に16000アクセスもあるのでこのページnoindexにしてしまったら大変なことになります(汗)
逆にURLにアクセスがないのにキーワード付きのページにアクセスがある場合もあります。
なぜキーワードが付くのか分かりませんがこういうページもnoindexにしないほうが良さそうです。後日調べてみます。
未解決(URLの後ろにキーワードが付く理由)
このように落とし穴が結構有りますので記事ページはよく調べてからnoindexにしましょう。
こういう地道な作業ですが効果が期待できるのでたまにやるのもいいかもしれません。
タグ・月一覧・添付ファイルをまとめてインデックスさせない
個々の記事ページは1個1個検証してインデックスさせないようにしましたが、タグや添付ファイル、月一覧ページはほぼ100%コンテンツ不足なので全部まとめてnoindexにします。
添付ファイルの表示ページとは?(attachment_id)
画像をアップロードして記事ページなどに貼り付けるときに表示設定をしますが、その時に選択する項目に「添付ファイルのページ」があります。
これを選択すると余計なページができてしまいます。
今は全部「メディアファイル」にしてますが、以前はデフォルトで「添付ファイルのページ」が選択されていたようで、そうすると画像のみのページができてしまいます。
この画像のみのページをnoindexにします。
ワードプレスの関数
- 月一覧:is_date()
- タグ:is_tag()
- 添付ファイル:is_attachment()
これを使ってまとめてnoindexにします。
header.phpに追加する
親テーマのheader.phpを子テーマにコピーして以下を追加しました。
(プラグインAll in One SEOを入れている場合はそちらで設定できますので以下は不要です。)
1 2 3 |
<?php if(is_tag() || is_date() || is_attachment()){ echo '<meta name="robots" content="noindex,follow" />'; } ?> |
インデックスさせたくないページのソースを見てみると、noindexがうまく表示されています。
「follow」はページ内のリンクを辿ってページ収集することを許可するのでそのままにしておきます。
これでしばらく経つとアクセスアップするかな?
追記 個別のNoindexは記事編集ページのAll in one SEO Packで設定
表示オプションにSEO設定が無くなった。どこかをいじったのかもしれません(汗)
記事編集ページの下のほうにあるAll in One SEO Packの「Robots メタ NOINDEX」にチェックを入れて設定。
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