キーボードを切り替えて使えるデジ操がWindows10に対応していないらしく、キーボードを複数のOSで使えなくなってしまったのでWindows10からVNC,もしくはWindowsのリモートデスクトップでラズパイ2(Raspberry Pi 2)に接続を試みます。
まずはリモートデスクトップ接続から試してみて、よくなかったらVNCで接続してみます。
両方試した結果、リモートデスクトップよりVNCのほうが速い感じがしました。
リモートデスクトップ接続の下準備
Windows10とラズパイ2にはブリッジ接続でつないでいます。
インターネット → Wifiルーター → パソコン → LANケーブル(ストレート) → ラズパイ2
現在はこのような状態です。
ラズパイ2のネットワークの設定などはこちらの記事に書きましたので、その続きになります。
こちらのMicrosoftのページでWindows10のリモートデスクトップ接続について簡単に説明してあります。
リモートデスクトップはどこにある?
スタートメニュー > すべてのアプリ > Windows アクセサリ > リモートデスクトップ接続
ここにあります。
ラズパイ2側でxrdpをインストール
ラズパイ2は現在Ubuntu MATEで運用しています。
コンソールからxrdpをインストールします。これだけ入れればラズパイ2側は設定完了です。
sudo apt-get install xrdp
以上でWindows10機、Raspberry Pi 2の両方の設定は完了です。
簡単ですね。
リモートデスクトップでラズパイ2に接続してみる
設定が終わったらログインしてみます。
あまりにもあっけなくつながりすぎです(^^)
リモートデスクトップ接続で簡単にログインできました。ちょっともたついて、ネットワーク越しに操作するので直で操作するのとは違い、若干遅いですが許容範囲でしょう。
GUI表示が少し遅い気がするので普段はPuttyでターミナルだけでよいのかもしれません。
ログインするとTildaコンソールが左上に表示されて、真ん中に設定ウィンドウが開いてます。
Tildaはただのコンソールなので今設定する必要はないでしょう。Ubuntu MATEのコンソール使ってるので必要ない。
日本語キーボードとか日本語入力の場合は少し設定する必要があるのかもしれません。
リモートデスクトップ詳細設定
リモートデスクトップはデフォルトで使っても良いのですがちょっと変更すると、より簡単に使えるようになります。
オプションを表示してみましょう。
画面の大きさ変更
デフォルト表示だと1980x1080でFullHD表示になっていて初期表示されるまでに5秒くらいかかって、大きすぎるので好みの大きさに変更すると良さそうです。
小さめに変更してみました。
UbuntuのIDを記憶させておいて楽にログイン
モニタの大きさや、ユーザ名を予め設定しておいて、「名前を付けて保存」で設定ファイルを保存しておきます。
次回起動するときは以下のように、
右クリックで設定ファイルを選ぶだけ。
ラズパイ2にログインするときはパスワードだけ入れれば入れます。
ものすごく簡単になりましたね。
解決すべき問題
簡単に接続することができるようになりましたが、いくつか問題が発生しています。
コピーができない
Windows10とラズパイ2との間でテキストやファイルのコピー&ペーストができないです。
コピペはデフォルトでできる仕様になっているようなのでラズパイ2(Ubuntu)側の問題なのかな?
パスが通ってない?
リモートデスクトップ接続をして、
ifconfig
を打ってみたら
こんなエラーがでた(汗)
/sbinのパスが通ってないもよう。
モジュールにsesman-Xvncを使っているので起動時にどのファイルを読み込んでるのか調査しないといけない。
“.profile”,”.bashrc”に/sbinを書けばいけると思うけどやってみます。
ホームディレクトリの.bashrcで/sbinを通せばOK
vim .bashrc
一番下の行に追加
PATH=$PATH:/sbin
これでとりあえず/sbinが通るようになったけど正解かどうかは不明
とりあえずWindows10とラズパイ2接続完了
これでWindows10からラズパイ2にログインできるようになりました。
ただ、しばらく使ってみましたけどちょっとおそい気がします。
コンソールで文字打ってたら突然操作できなくなったり、そのまま2分くらい操作不能になったり、起動時は5秒くらい待たされます。
やっぱりVNCも試してみます。
先日、新しいマウスとキーボード買っちゃいましたが必要なかったかもです(汗)
物欲から開放される日はまだまだ遠いのかもしれません。精進しますm(_ _)m
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